管理人、彩月(Aduki)の趣味ブログです。
ただいまこちらのブログは更新しておりません。ログのみ保管中。
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『ユージニア』
 私の唇に浮かぶ歌も、
 朝の森で私の靴が踏み潰す虫たちも、
 絶え間なく血を送り出す私の小さな心臓も、
 全てをあなたに捧げよう。


『六番目の小夜子』以来の恩田陸作品。
(『夜のピクニック』は映画はみましたが…)
かなり好みの作品でした。さらさらと流れるような文体と、まどろみのなかにいる様な不安定な感じがすごくいいです拍手 読んでいると自分も事件当時あの町の住人だったような、そんな錯角さえしてきます。

旧家で起きた集団毒殺事件。その生き残りである盲目の美少女、緋沙子。登場人物同様、読み手も無意識のうちにある種の緋沙子像を作らされてしまっていたというか、彼女の印象も物語の最初と最後では随分変りますね。
そして、『忘れられた祝祭』の著者である満喜子。彼女はどうして他人をそこまで理解したかったのか?(他人になりたかったのか?)
その他にも大勢の関係者がでてきますが、それぞれが丁寧に描かれてます。

結末は賛否両論らしいですが、あやふやにしているようでいて結末がしかっり描かれているので納得できるものがありました。結末まで読んだ上で読み直すとまた新しい発見がありそうなので、そのうち読み直してみようかと思います。
オススメの作品です王冠2
| 14:00 | | comments(1) | trackbacks(1) |
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こんばんは。
トラックバックさせていただきました。

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| 藍色 | 2009/03/24 04:41 |









 
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| 粋な提案 | 2009/03/24 04:40 |
あの夏、青沢家で催された米寿を祝う席で、 十七人が死んだ。 ある男の遺書によって、一応の解決をみたはずの事件。 年月を経てさまざまな視...